元プロ野球選手、
故・富田勝氏のご遺灰が、
2019年6月、人工衛星プランで
宇宙に旅立ちました。

元プロ野球選手、故・富田勝氏のご遺灰が、
2019年6月、人工衛星プランで宇宙に旅立ちました。

東京六大学リーグでは田淵幸一、山本浩司と共に「法政三羽ガラス」と呼ばれ、 プロ入り後は南海ホークス、日本ハムファイターズ、読売ジャイアンツ、中日ドラゴンズで活躍、 史上二人目となる、セパ全球団から本塁打を打つという偉業を成し遂げた富田勝選手。

「いつまでも空からファンの皆さんを見守っていてほしい」というご家族の希望もあって、宇宙葬「スペースメモリアル」の人工衛星プランを申し込まれていました。人工衛星プランは、遺灰を専用のカプセルに収め、人工衛星として宇宙空間に送り出す散骨の一つです。天体として、衛星軌道上にとどまり続けるため、まさに星となる供養といえます。

「現地で紹介された富田勝氏の写真。奥様、のん子さんと共に」

アメリカ合衆国フロリダ州にあるケネディ宇宙センターでのロケット打ち上げが決まると、奥様から富田氏へのメッセージが銀河ステージに託されました。
打ち上げ日の前日である6月24日。同じロケットで宇宙に旅立つ故人のご遺族が集まってのセレモニーが開かれ、そこで富田氏のプロ野球選手としての経歴が紹介され、奥様からのメッセージが代読されました。

アメリカ合衆国フロリダ州にあるケネディ宇宙センターでのロケット打ち上げが決まると、奥様から富田氏へのメッセージが銀河ステージに託されました。

現地で紹介された富田勝氏の写真。奥様、のん子さんと共に

打ち上げ日の前日である6月24日。同じロケットで宇宙に旅立つ故人のご遺族が集まってのセレモニーが開かれ、そこで富田氏のプロ野球選手としての経歴が紹介され、奥様からのメッセージが代読されました。

そうして、多くの方々と大切な思いを共有した後は、ロケットの発射場にほど近い観覧席に移動し、宇宙葬を見守ります。

そして日付も変わった深夜、6月25日午前2時30分、富田氏の遺灰を乗せたロケットは宇宙を目指して飛び立ちました。

エンジンの光が星空に吸い込まれていき、まもなく現地の公式の発表で人工衛星の軌道投入成功がもたらされました。

そうして、多くの方々と大切な思いを共有した後は、ロケットの発射場にほど近い観覧席に移動し、宇宙葬を見守ります。そして日付も変わった深夜、6月25日午前2時30分、富田氏の遺灰を乗せたロケットは宇宙を目指して飛び立ちました。エンジンの光が星空に吸い込まれていき、まもなく現地の公式の発表で人工衛星の軌道投入成功がもたらされました。

現地時間6月25日午前2時30分 (日本時間同日15時30分)、 富田勝氏、星に ──。

打ち上げ成功後、後日奥様から寄せられたメッセージ

パパ、人工衛星打ち上げ成功おめでとう! これからは、毎日、空を見上げて宇宙にいるパパを思い出します。いつも見守ってくれてありがとう。──富田のん子より